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何これ私、要る!?1日で冷めたお家デート体験談

気になる異性とのデートってとても楽しいですよね。
まるで二人がこの世界の主人公にでもなったかのような気分になるものです。
中でもお家デートでは、特別な時間が流れていて、ちょっと触れ合う手にどきどきしたり、ソファーの座る距離感を詰めるタイミングを伺ったりなんかして。
あ〜もうドキドキが止まらない!

・・・って、思っていませんか?
私もそう思っていました、あの日までは。
たった一日で冷めたお家デート体験談、お話しします。

目次

彼の「一人で過ごすいつもの休日」の酸素になった私

お互いに好意を持ってた年下の彼をお家へご招待!ところが・・・

その年下の彼とは仕事終わりに頻繁に飲みに行く仲でした。
穏やかな性格の彼は、賑やかに喋る人ではないけれど、よく笑うところにとても惹かれていきました。
彼からも「これからも一緒にいられたら」などと言われたりして、照れながらぎこちなく言ってくるその姿が可愛いのなんのって。

こうして次第に、彼と過ごすこれからの日々に、具体的な妄想もするようになりました。
そしてある時、私から、「今度の休日、家にこない?」と誘ったのですが、
その当日、事件は起きたのです。

寝て、ゲーム、テレビ、食べて、また寝る

彼は家に入るとすぐに、リュックから取り出した自分の部屋着に着替え、すぐにベッドに飛び込んだのです。
展開が早いぞ?と思ったのですが、どうやら彼にその気はなさそう。
「俺、休みの日ってずっと寝てられるんだよね」
なんて笑って言いながら、本当に寝始めたのです。
結局、一時間半ほど寝ていたと思います。
ようやく起きた彼が、寝ぼけながら始めたのはスマホゲーム・・・。
このあたりで自分の恋愛ボルテージが急降下していくのを感じました。

途中、私がごはんを作って出した時は、
まるで実家でお母さんのごはんを食べている時かのようにテレビを見ながら食べ、ごはんについての感想はありませんでした。
食べ終わるとまたスマホゲームに夢中で私はそっちのけ。もちろん食器など下げてはくれません。
ゲームが終わると当然のようにまたベッドに入りお昼寝。まるで生まれたての新生児。
こうして私は彼の休日のただの酸素になったのです。

彼が一人で過ごす休日を、ご丁寧に私の家で忠実に再現してくれたおかげで、私にとって彼はもうすでに恋愛対象ではなくなっていました。

楽しかったあの日々はもう過去

お願い察して!出しまくる「早く帰ってサイン」

あまりにもつまらない彼とのお家デートに貴重な休日を潰されたくない・・・
お願い、今すぐ帰って・・・!

「時間、大丈夫?このあと、用事とかないの?」
「大丈夫だよ、気使ってくれてありがとう!」
いや、違う違う~~!(^_^;)

「もう時間も時間だし、部屋、片付けるね。」
ちょっとあからさますぎて失礼かなと思いつつも、彼の飲んでいたコップを片付けました。
冷めた私はもはや無敵。しかし彼はリュックからペットボトル飲料を召喚。

さすがに鈍すぎて、察してもらうのは諦めました。
「ごめん、このあと用事できちゃって。今日はもう解散でいいかな?」
と伝えてお帰り頂きました。

彼からの衝撃的な一言がトドメでさめた恋心

その夜、彼から一通の仰天メッセージが届きました。

【今日は楽しかったね(^^)】

え?私も楽しかっただろうと思ってるということ?その感覚、大丈夫?
しっかりトドメまで刺して頂き、恋心は完全に冷めました。
その後は適当に返信をして、徐々に連絡もしなくなりました。

まとめ

初回のお家デートは、女性にとって「その人とのその先のこと」を具体的に想像できる大切なイベントなのです。
私が作った料理を、食卓に持って行ってくれるだけでも良いし、美味しい!と喜んでくれたり、それでいいんです。
そのやりとりの多さが「付き合ったらこんな毎日を送れるのかも」という好意的な想像に繋がるのです。
想像できない人とはやっぱり付き合いたくありませんから。
ちなみに現在、彼とは他人です。

 

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